スパイスコミニケーションズがネット展開しているニュースサイト「PRONWEB」はこのブログでもたびたび紹介していますが、ただ単に記事を掲載するだけでそれほどの効果があるのかと疑問をもたれる方もいると思います。そこで今回は最近の事例を一つご紹介します。
PRONWEBをご利用いただいている某化粧品関係の会社の事例で、2007年にPRONWEBで記事にしたことがきっかけで、関東近辺で数百店舗展開している企業様とカップリングが成功。そちらで商品を販売することになったそうです。
また、同じく2007年に記事にしたコスメティックの記事が某有名ファッション誌の目に留まり、取材依頼が来たそうです。こちらはすでにその商品の在庫がないので、代替品の取材をしていただくことになったのだそうです。
この二つの事例に共通するのは、最新の記事ではなく、2年前に取材した記事であるということ。このような古い記事からなぜ最近になって相次いでカップリングや取材が来たかというと、一番大きいのは、過去記事も削除しなかったということ。商材があれば、過去記事であっても古い内容ではなく、その商品の内容を知るには十分に機能します。そして、時代にマッチしたこと。当時はマッチしない商品でも、時代が追いついたり、ニーズが出てきたりすれば、すでに存在する記事がまず検索されるのは自明の理です。
また今回は、残念ながら雑誌社の希望する商材は在庫切れでしたが、これをフックにして、ほかの商品を取り上げていただく機会を得ることに成功しました。
ニュースリリースを出すのに意味があるのか?たかがニュースサイトの記事で効果があるのか?などと言われる事もありますが、こうして着実に成果をあげているのも事実です。
ただ、今回の事例でもわかるように、一朝一夕にはいきません。長い目で見る、長期的な戦略を考える。これも必要なのではないでしょうか。(編:三浦)