優良放送番組推進会議という組織があり、そこでは定期的に番組評価のアンケートを行っています。第1回アンケートは「日本放送協会、民間放送局各社 37の報道番組」でした。その結果ですが、1位は「ワールドビジネスサテライト」、2位は「クローズアップ現代」、そして3位には「週間こどもニュース」がランキングされていました。
これは世帯別アンケートではなく、会員企業の社員を対象としたにもかかわらずです。特に男性の40代以降に得点が高いことがわかりました。
つまり、子供だけではなく、大人もニュースや時事ネタ、専門用語について解説してほしいんですね。
このブログでも以前お話しましたが、情報過多、スピード過多になり、解説まで手が回らなくなった結果、視聴者やユーザーに対してある程度の知識や理解はある、と位置づけた上で現在の情報やニュースの提供があるように思います。そうなると、表面的には理解したつもりの情報でも、自分がいざ第三者に説明しようとしても、うまくできないということが多々起こっています。
PRでも同様で、メディアに対しても、その先のステークホルダーに対しても、ある一定の理解があるという前提でリリースされることが多いので、その理解度が送り手と受け手で相違があると、「何を言っているのかわからない」という事態になってしまいます。
もちろん、きちんと解説をすれば済むのですが、そこにはさまざまな制約(例えば文字数など)があるため、やむを得ないところもあります。
今後はPRをするうえで、この「理解を深める解説」も必要になってきています。また、それをすることによって、同業他社に対しアドバンテージとなることもあります。
弊社もこれに対応するサービスを展開しているのですが、その詳細は次回お話しします(編:三浦)