マスメディアの衰退が注目され、ビジネス書でも辛らつな意見や悲観的な未来予想が紙面を埋めていますが、このような著書のなかでも、今後各々のメディアの特性を活かして、ネットと共存する努力を怠らなければ、その価値は今後も続くであろうという批評が多いように見受けられます。
では、そのメディアの特性とはなにか。テレビやラジオは速報性などといわれていました。新聞は速報性には劣るものの、より深く掘り下げて伝えること。保存することに長けています。しかし、新聞はそれだけではなく、「編集力」に他にはない強みを発揮するといわれています。企業や通信社から送られてきた膨大なリリースから、読者の興味を引きそうな内容を選び出し、取材し、どのように編集(構成)して伝えるか。これによって掲載された記事はほかのどのメディアのニュースよりも読者にとっては貴重な情報源になります。
さて、弊社が運営している「PRONWEB」では、企業様から発信されたニュースリリースを掲載するだけではなく、独自の取材により記事として取り上げることもします。
これにより、PRONWEBは他のニュースサイトやリリース配信サービスとは一線を画したサイトとして独自路線を歩んでいるのですが、そう考えると、ほかのニュースサイトやリリース配信サイトはテレビやラジオなどの電波媒体に近く、かたやPRONWEBは新聞に近いといえるでしょう。
スパイスのPR、とくにニュースリリースに関しては、単に配信するだけではなく、PRONWEBの掲載用に独自に取材し記事にします。その編集内容は、当然リリースのみの情報量とは雲泥の差が出ます。それらをマルチ展開することによって、さらに細かい情報を伝えることができます。
皆さんも一度、ニュースリリースとPRONWEBの記事を読んで、どれくらい理解度(情報量)が変るのかを感じてみてください。