出版業界が低迷しているという話をよく耳にします。活字離れが一因にあるとも言われていますが、活字ではないコミック(漫画)もご他聞にもれず、低迷しているようです。
が、ここにきて注目する動きがあります。コミック(漫画)を用いた解説本やハウツー本が売れているようです。
ストーリー漫画やギャグ漫画、何でもよいのですが、コミック(漫画)であることを主体とした「コミック」より、表現手法としてコミック(漫画)が使われているということです。
ビジネス本としてもヒットした「餃子屋とフレンチでは、どちらが儲かるか?」「美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?」は、それぞれ「マンガ・・・」として再登場していますし、ゴルフのハウツー本にしても、雑誌の一記事をまとめて、写真のほかに、マンガで解説しているものもあります。
一般的に考えれば、写真や映像のほうがいいのにと思うかもしれません。しかし、コミックの表現手法はこれらのほかに、デフォルメなど、実写では表現できないものや、データなどと合わせて表現するのに違和感がかなったり、なにより、ストーリーを持たせることにより、身近に感じられ、かつ分かりやすくなるんですね。
PRの手法でも活用できるんです。特にスパイスコミニケーションズの場合、コミックメディア部という部署があり、文字通り上記のような解説コミックを制作することが可能です。(「漫画」ではなく、あえて「コミック」と言っていた理由はこれです)。
PRで効果的な手法がないか頭を悩ませている方は、まず一度コミック化された解説本などを読んでみてください。きっとその分かりやすさが実感できると思います。そして、自社でも応用したかったら・・・
コミックの制作は他の制作物を趣きが異なりますので、スパイスコミニケーションズにご相談いただければ、コミックでPRする事も可能です。