東横イン北上のベッドで目覚めた!快晴!ファイン!気分もファイン!あれだけ酔った未曾有の夜だが、アウトしながら飲む酒は、不肖大石二日酔いしない!インして、虫歯いじくる様に飲むと酷い宿酔いになる。部屋のカードキーを所定の差し込み口にセット、電気開通!
失くした携帯の記憶をたどると、やはりタクシーの中。北上の街にタクシー会社何社ありますか?とフロントに電話。 20社はあるとの事、OH!ビッグシティ!!諦める!
ビッグシティならAUショップもあるはずで、新しいの買おうっと、心地よく決めた。 今時の若いヒトと違い、不肖大石、携帯電話がないと落ち着かない!なんて思いません。
そりゃ便利です。しかるに携帯紛失係数は酒宴と比例す。
ipadチェック、TVで原発状況ニュース眺めてから出発、1階へ降りると驚いた! 20人ものヒト目でアメリカ人と解かる団体様がロビーに。そうここ東横インは、北米のモーテルによくある、各自自分で適当にトーストしたりで食べるウェスタンスタイルの朝食場兼ロビーでした。
カメラにはCNNの文字が燦然と輝くが、クルーは皆ズタボロ!頑強な体にボロ雑巾のようなチノパンに泥だらけのトレッキングシューズ。しかし、東部出身のエリート臭いWASP顔!報道の最前線にはどこの国のどこの会社も、バリバリの鍛えがえのある若手を送るものです。
クロワッサン(もどき)とコーヒー片手に、「若いの、どこからだ?」と聞くとシアトルのCNNからとの事。185cmはありそうな体は、ジムで鍛えたのと違う匂いがするので「専門は何のスポーツだ?」と皮肉を込めて聞くに、「FOOTBALLだが、ラグビーの方!」とこだました。 北米東部には、いるのよね結構、この手の英国主義者が!つぶらな瞳に似合わない頑強な体だが、顔に北米エリートですと書いてある。
釜石はもう取材したのか?釜石は鉄とラグビーの町なのだとつぶやくと「OH!ウェールズ!」と正解ピンポン!新日本製鉄釜石のラグビー部、光り輝く歴史と現状のクラブチーム話しを、ここぞとばかりに吹き込んでやった! 今日午後より釜石に入るとのたまう、WASP君にそのクラブチームには、今もこの地に留まり日本人と共に復旧作業に精を出す、素晴らしいニュージランダーのキャプテンがいるのだ! と、なにか土地の古老風(役柄としては、ビッグウェンズデイのベア爺さん)になった会話を楽しんだ。頻りに原発問題に話しをふるWASP君を適当にあしらい、GOOD JOB!と握手を交わしてから、フロントでAUショップの場所を聞く。
スパイス号に飛び乗り「いざ!帰還」と後部確認、指先点検すると後ろの席に、携帯電話!うーーーん 携帯があっただけで、こんなにも嬉しいものか。
たかがと思い決めた、失くしたと思い決めた携帯が戻ったきただけで!申し訳ない!
一体 誰に 申し訳ないのだ?
またまた つづく
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