少し前の話になりまして、ゴメンナサイ!
去る1月19日、私が理事を務める社団法人日本パブリックリレーション協会主催の「2011年 新春PRフェスタ」が六本木ヒルズ内アカデミーヒルズクラブで行われた!
協会会員でもある、(株)ミクシィ代表取締役 笠原健治氏の<ソーシャルコミニュケーションの未来>テーマの基調講演。
そしてPRアワードグランプリ発表会が行われ、我がスパイスの情報インテリジェントシステム ヤフーニュース内ヤフー企業トレンド&PRONWEBのカップリングサービスが見事ー優秀作品賞ーを受賞いたしました。
新年早々、目出度しメデタシなのですが、それよりも感心、感服、感動したのが2010年度 PRパーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、当日表彰式を行った=池上彰氏=のお人柄でした。
その年のPRに最も貢献したと思われれるヒトに与えられるこの賞は、協会会員の投票により選ばれます。今年度は、東京都知事選出馬の噂しきりの=池上彰氏=が表彰式に駆け付けてくれました。
当日PRフェスタの前に行われた協会理事会の席上、不肖大石が「従来にない30社の媒体取材が入り、表彰式のメディア対応と式進行を徹底してスムーズにしましょう!」と発言したら、森理事長(電通執行役員)と片山前理事長(TDK広報担当役員)から、「だったら、君が司会して仕切れ!」ということになり、急遽司会進行の役をやる羽目に。
受付では開始1時間前より、TV局5社、一般新聞、スポーツ紙9社を始め約30媒体が、当然受賞ニュースではなく、知事選出馬か? を追いかけて目の色が変わっている。
協会事務局も初の対応に戸惑いを隠せない、また様々な会員会社で構成される主管委員会も寄り合い所帯の常で、なかなか統一的な動きが出来ずに。。。受賞式開始30分前に控室に、一人で到着された池上氏と早速進行打ち合わせに入る。
受賞を祝う大きな名前入り胸バラを渡すと、<申し訳ありませんが、この種の物は着けられない>と実に申し訳なさそうに丁寧にお断りの返礼。一介のジャーナリストとして、常に取材される側ではなく取材する側にいたい、それが今回のTV出演をすべて降りた真相と唐突に丁寧に話して頂きました。
某週刊誌が<知事選出馬噂>を流し、とても困惑しているんだよと本当に困り顔。<その話題>に触れないように会見を仕切るのが腕の見せ所だが、PR協会の会見として、事実を前向きに捉えるべきの元、「都知事選挙には、出ないと表明する会見にしましょうよ」と提案すると、うーーんと暫く考えて、「よし!そうしよう!」との事。
台本もシナリオもなく、約20分の受賞スピーチから、流れる様なPRの重要性、そして、知事選挙出ない表明を、わかりやすく、笑い取りながら説明!
いや!素晴らしい!この手のスピーチに慣れている協会の面々も唖然! 感服!敬服!
会場の全員がコロッと参りました!
そして懇親会もソコソコに一人疾風の如く、TV朝日のスタジオへ向かわれました!
不肖大石、暫く振りに爽やかな人柄に感動です。マジに!!!
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