社長ブログ

独り言集

・午後６時より　わがスパイスグループ関連社若手の企画開発セミナーを実施。
１４名ほど出席した社内セミナーだが最初に少し喋る為に、関連図書をあさり斜め読みしたが、いつも思うが人に教える事は、一番の自己の勉強になる。
先輩の企画書を盗む様に見て学んだ我々世代の＜無駄＞な事をさせずになるべく早い道でスパイスメソッドをと思いは強い。

・思いは強いと言えば、知恵だけで生きてきたような思いがとみに、この頃。
何故未曾有の不況といわれるかを中野の中華店で判りやすく説明してくれた学識者の友人に、いたく刺激されて＜知識向上＞に目覚めた不肖大石は、今真剣に大学院への道を
考え中。

・この夏は、一年上の先輩が高校ラグビー部ＯＢ会長に就任した関係で久しぶりに菅平の合宿応援に駆り出された。が　余りに覇気のないその姿に情けない思いしかり。父母会、４名のコーチ陣など体制は当時より充実されているが、まあ弱いこと、弱い事！
組織作りのいい勉強になりました。

・一連の＜のりぴー報道＞に関し、何故拘置所内ののりぴーの言動があそこまでもれるのかしら！ 湾岸署は記者会見も日々してないはずだし！
担当刑事さんがやはり、ぼそりぼそりと漏らすのでしょうか？

・岡田外務大臣は、既存記者クラブだけの会見を止めて、オープンな全ての媒体対象の会見に踏み切った！
あっぱれです。長い長い限定された記者クラブへの閉ざされた情報流通の時代も終焉です。
私は賛成！　超◎

ポルシェ パナメーラ ホテルショウ

午前１１時
毎年恒例のポルシェの展示商談会が恵比寿、ウエステインホテルで開催されている。
今年はポルシェ初の４枚ドアセダン＜パナメーラ＞が日本初のお目見え。
例年よりも会場は大賑わいで、ホテル地下駐車場もポルシェだらけで、駐車なんと３０分待ち！

メデア対応に追われるが、まあいつものメンツ。
佐藤久実さんと小川義文カメラマンとしばし東京モーターショウに関して長話し。
例年だとこのショウの時期は、モーターショウの準備で忙しいのだが今年は出展取りやめで、寂しい限り。
船仲間の日本経済新聞、クロスメデア局長今井さんと出食わすが、氏いわく＜この会場だけ、まだバブルしているね＞との事だが、パナメーラのお陰で例年と客層があきらかに違うのを実感！
会場片隅で黒坂ＰＪ社長は業界新聞のインタビューを受けるが、話題はもっぱらポルシェ独本社のＶＷ買収問題。

恵比寿よりに帰りがけに、先月亡くなった名コピーライター真木準さんの作品集を専門書店でパレパラめくる！

＝ホンダ買うボーイ＝
＝でっかいどう。北海藤＝

などのコピーでお馴染みだが、僕はこのコピーライターという輩が大嫌いだった！
なぜ一行の売文で何百万円も？と、また時代の寵児ぶりに若き自分の苦労と対価を元に激しく怒りさえ感じていたが、やはりそれは私怨だろうなぁ！
名コピーを今読み返すとその時代の空気を的確に捉えているといたく感じ入る！

伊勢丹メンズ館のコピー

＝恋が着せ、愛が脱がす＝

も氏のコピーだがこれは駄洒落と洒落のギリギリかあ。

追悼 柴田昌明氏 サニーサイドアップ社 社葬

午後６時
コミニケーションサービス部　Ｍ浦部長と会議した後、急いで、五反田　桐ケ谷斎場へ。日本ＰＲ協会、前会長そして現サニーサイドアップ会長の柴田昌明氏の葬儀に参列。
前任のＰＲ協会会長であられ、博報堂のＣＣ局長として博報堂ＰＲの礎を築いた先達である。
不肖大石をＰＲ協会理事へ押し込んだ恩人でもある。

サニーサイドアップ社は、ご存知中田ヒデはじめ、そうそうたるアスリートのマネージメント業でこの頃は名を売ったが、ベースとなる生業はＰＲ会社。
先代の社長である、次原恵女史とは私が勤めた前のＰＲ会社でご一緒の縁で、現、次原悦子社長とは彼女が大学生の頃から付き合いになる。

ゴルフ場へフォードマスタングで乗り着け、堂々たる体躯で親分然とした、あの柴田さんがとしばし驚愕したが、深く追悼する。
無宗教との事で、通夜、告別式と段取りは同じだが追悼式、お別れの会として会場には氏が歌うオールドＪＡＺＺが流れ、生前のビデオが映される。ピアノでの弾き語りウクレレ片手のハワイアンソングの美声！素晴らしかった！

追悼式会場で、氏が電通ＰＲセンターから博報堂へ転身した事をお聞きし、昭和の広告、そしてＰＲへと今の言葉で言えば、コミニケーションデザインを駆け抜けた先輩である。
参列者に配られた故人の水彩画に豪放でありながらの繊細さにいたく感動！
久しぶりの次原悦子社長と話した後、トークス辻田社長と前ＰＲ協会事務局長青田氏（今は共同通信ＰＲワイヤー）と連れ立って目黒から六本木へ２軒はしご。
話しは尽きず痛飲！

皆で、スケッチ画勉強と作品残しを誓う。