Pと生牡蠣

クルマを買おうかなと考えています。

現在所有している1967年式のイタリア車を買ったのが2000年なので、

そんな事を考えているのは約8年ぶり。

仕事柄、クルマ関連の雑誌やウェブはまめにチェックしている方ですが、

「自身のクルマを選ぶ」という仕事とは違った視点から記事に目を通すのは

とても新鮮です。

今回の本命はPの屋根が開くやつで、次は4ツ輪のクーペ。

イギリスとドイツのハーフの胴が長いのも気になっています。

99年、スパイスに入社する際「あまり好きではない」と言い切っていたのに、今では

そのPを欲しいと思っているのだから人の好みなんて分からないモノです。

今思えば、あまり好きではなかったのは当時Pのことをまったく知らなかったから。

15年ほど前、食わず嫌いだった生牡蠣をシアトルで初めて食べたら思いのほか

美味しくて、それ以来大好きになったことと同じく「知らない」というのは

罪であり損だなとつくづく思います。

30歳半ばを越え四十路が間近になると、新しいチャレンジとは縁遠くなって

しまいがちですが、勇気を振り絞り生牡蠣を初めて口にした瞬間に訪れた

あの感動をふたたび味わうべく、これからもフットワーク軽く行きたいなと

思う所存であります(木内)。

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[投稿情報: 大石哲也]

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