このたび、やっとのことで夏季休暇をいただき、八丈島に行ってきました。八丈島をご存じないかたは少ないでしょうが、一応基本情報を申しますと、伊豆七島に属する島でアクセスは飛行機で40分。東京都だけあって道は広く綺麗に整備されており、走るクルマは品川ナンバー。離島故に物価が高いという欠点はありますが、なかなか良い島なのであります。滞在した3日間も多少雲はありましたが、日焼けするに充分の日差しがあり、ビーチでのシュノーケリングと天然かけ流し温泉、野生の海亀などの大自然を堪能してきました。
ちなみに八丈島は伊豆七島。ですが、実際の伊豆諸島は7つ以上あるのはご存知でしょうか。旅行のパンフレットにも良く書かれている伊豆七島という言葉は、実は旅行会社がキャンペーンとして考え出したもので、実際の根拠は全く無いのだそうです。イメージ戦略なんて言ったもの価値ですよね。なんてオチがあるにせよ、八丈島が素晴らしい島であることは変わりありません。今回もキョンを撫ぜ、光るキノコに驚き、背中の皮を日焼けでベロベロにしましたよ。
そして画像は海岸で拾った「ルリガイ」。見ての通り割と大きな巻貝なのですが、実はこの貝、身体から出す泡を浮き袋にして、黒潮に乗って浮遊生活をしています。砂浜や岩場に住んでいる一般的な貝とは生態が全くことなるのですね。この貝のエサも、同じく浮遊生活をしているカツオノエボシ(デンキクラゲ)などのクラゲ類。この日も海岸にいっぱいクラゲが打ちあがっていたので、もしかしたらと思い、首尾よく拾ったワケでございます。
もっと小型の近縁種「ヒメルリガイ」なら何度か拾ったことがありますが、本家「ルリガイ」は今回がはじめて。次は同じ浮遊生活の巻貝「アサガオガイ」を拾いたいところです。
貝殻オタクでゴメン!!
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